昨年(2023年)12月6日に,音楽之友社のウェブサイト上で,「レコード芸術ONLINE」創刊に向けたクラウドファンディングを行うとの告知があった。
何を今さら,というのが大方の感想ではないだろうか。
「詳細は後日発表!」とあったが,既に1か月近く経っている。どうもやる気を感じられないし,ネット上でもさっぱり盛り上がっていない。
科博のクラウドファンディングが成功したことを見て,急に思いついたのだろうか。「詳細は後日発表」などと言うには,休刊から時間が経ちすぎている。今まで何をしていたのだろうか。
以前書いたとおり,「クラシック・データ資料館」での読者を嘗めきった対応もあるし,音楽之友社には不信感しかない。本気でやるとは思えない。
そもそも,レコ芸の読者層は高齢化しすぎていて,おそらく,クラウドファンディングに参加できるような人は非常に限られていると思う。オンライン署名が不発だったのも,それが原因の一つだと思う。
クラウドファンディングという手段もだし,ONLINE化というのがそもそも読者層を見誤っていると思う。
そのうち,ひっそりとサイトから告知が削除されるのではないか。
それよりも,レコード・イヤーブック2024を500円くらいで発売してくれないものか。