「いいたて村の道の駅までい館」のお勧め3品

 久しぶりにまでい館を訪れた。随分お客さんが減っていた。特に食堂はガラガラ。あのメニューでは厳しいだろうなと思っていたが,案の定。駐車場にたくさん止まっている作業員さんたちはみな,セブンで弁当を買って車で食べ,寝ているようだ。客の取りこぼしがすごいということだろう。売れるメニューを真剣に考えた方がいいと思う。

 売店も,相変わらず何でここでこんなの売ってるんだというのが多い中,村内産,村民産のものが増えていたのはうれしい。

 そんな中から,実際に買って味わってよかったものを3つ紹介する。

 

どぶろく どぶちえ・白狼】

 福島県内のどぶろく特区第1号として認定されたというもの。内容量と瓶かペットボトルかで4種類くらいある。500mlのペットボトル入りが1,100円から。

 清酒でなく濁酒である。見た目は甘酒。でも中味は辛口。お酒好きならいくらでも行けるはず。何となく,ただの日本酒を飲むよりも,「飲んだ!」という満足感が高い。

 度数が18~19度と高いのに,意外と次の日残りにくい。

 製造者の佐々木さんは,村内に農家レストラン「氣まぐれ茶屋ちえこ」を再建準備中だそう。再開したらぜひ行ってみたい。

 

【高橋トク子さんのキムチ】

 地元では漬物名人として有名だという高橋さんが,本場韓国で修行してきたというキムチ。カットされてない白菜約4分の1に,ほかの野菜やいかの塩辛なども入った本格キムチ。1袋1,000円するが,大きめのタッパー2つ分くらいの量はある。

 さすがに本場で修行してきたというだけあって,スーパーで安売りしている国内産のキムチとは格が違う。塩辛の苦みがアクセントになっていて,とてもおいしい。辛さはそれほどではないが,きちんと感じられる辛さに仕上がっている。この辺の塩梅が見事。

 いつも売っているわけではないようだが,かぼちゃまんじゅうも見つけたら絶対買っておきたい。皮がもっちもちでとってもおいしい。中もかぼちゃの餡。

 

f:id:figarox:20180209202218j:plain

 

【いいたて雪っ娘かぼちゃ】

 加工品もいろいろ売っているが,やはりかぼちゃそのものから味わうべし。

 作っている方は何人かいらっしゃるようだが,今,までい館で売っているのは渡辺とみ子さんのもの。結構すぐ売り切れるようなので,見かけたら買うべし。

 大きさによって値段が違うが,だいたい500円~1,000円。白い皮の独特の見た目と,サツマイモのような独特の食感が魅力。

 カットされていて,電子レンジで温めればすぐ食べられるものもあり,お手軽なのはこちら。確か1袋200円とお得。