集英社文庫の北方謙三著『岳飛伝 一』(2016年11月発刊)を開いてみて,違和感があった。『楊令伝』とフォント(書体)が変わっているように見えた。
『楊令伝 十五』(2012年8月25日発刊)と比べてみると,本文の明朝体のフォントが明らかに違っていた。『岳飛伝』の方が,横書くが細く,格調が高いように思った。こちらの方が好みだ(おそらく,リュウミン)。
本文のフォントを変えるのはかなり大きな決断だったと思う。ちょっと調べたところでは,特にアナウンスはないようだが,どういう事情があったのだろう。